薄毛になる理由として世間では、遺伝・ストレス・タバコ・パーマ…など、色々と噂されています。しかし、現実的には全てを一度に辞める訳にもいきません。では、髪が薄くなるのを黙って見ているしかないのでしょうか? 頭皮が透けてくる前を思い出してみて下さい。セットをしているときなどに、ある日突然「最近、髪が薄くなったな」と思ったはずです。そうです、薄毛になっていく条件が分からず、その進行に気がつかなかっただけなのです。まずは薄毛の原因とその症状を知ることが、豊かな髪への第一歩です。
薄毛、脱毛の原因が様々あるように、その症状にも色々なものがあります。症状を知ることで適切な予防法を導き出しましょう。
テストステロン(男性ホルモン)は毛根の中で、5αリダクターゼの働きによって、皮脂の分泌を増やす成分に変化
30代後半から急増する白髪の悩み、最近では若いうちから髪に白い毛が混じるという人も少なくありません。そもそも、髪の毛が黒いのは毛根内の毛母細胞に、毛髪の色を作り出すメラニン色素の働きのおかげです。メラノサイト(色素形成細胞)より作り出されたメラニン色素は、毛母細胞のチロシナーゼという酸化酵素とアミノ酸の一種であるチロシンとが作用して作られます。このメラニン色素の量によって髪の色が決まり、多く含まれるほど黒くなり、少ないほど色の薄い髪の毛になります。
歳とともに白髪は増えていきますが、老化の過程においては、毛母細胞よりもメラノサイトのほうがダメージを受けやすいので、白髪化してから脱毛する、という順番になることが多いのです。もともとメラニン色素の量には個人差があります。白髪は老化現象の一つなので避けられないものですが、若いうちからあまりにも目立つようであれば、髪の黒い色素の生成元であるメラノサイトを活発にさせる、カルシウムと銅を多く含む食生活を心がけましょう。牛乳などに多く含まれているカルシウムは、メラノサイトの働きを促してくれます。そして、スルメやレバーの刺身、シャコやイカ、タコなどの刺身から摂れる銅は、アミノ酸を黒く染める時に必要な成分です。また、昔から黒ごまはミネラルを多く含み抗酸化作用があることから白髪対策に適しているといわれています。また、ストレスなどの強度の緊張や、精神的不安がチロシンの酸化作用を抑えてしまい、メラニン色素が作り出されなくなる事も覚えておきましょう。